よかったです。期待以上・・・。
予定より15分遅れでスタートしたライブはNEW ALUBUM からの曲が中心。
私は正面の少し高くなったところから見ていたので、アートは真正面に見えました。
クワトロはそんなに大きなライブハウスではないので、とても近い感じ。
たしか45才のアートリンゼイ。
見た目は大学教授のよう・・・。(笑)
神経質そうな感じなのに、笑顔をこぼしながらプレイしてました。
でも、ギターは・・・
凄い!!!(<いろんな意味で。知ってる人ならわかると思うけど)(笑)
オーディエンスを簡単に違う空間に連れていってしまう感じ。
明らかに不響和音なのに、なぜキレイなんだろう・・・?
ノイズのようなギターなのに、美しいんだなぁ。
ライブでは実際にギターが生音で、プレイしているのも良く見えました。
迫力でした。
オーディエンスもその迫力にヒートアップ。
今回のライブは、客の雰囲気もよかった。
決まったところで、タイミングよくかけ声がかかる。
ノリもよいし、本当にアートリンゼイをよく知っていて
彼を見にきたんだと感じさせる人ばかりでした。
例えそうでない人も、アートのつくるあの空気感に巻きこまれてました。(笑)
それにしても、すごい緊迫感というのか緊張感というのか・・・。
思わず息をするのを忘れてしまうような感じ。
曲と曲の間に丁寧に楽譜をめくるしぐさが一瞬緊迫感を緩ませて、
聴いてる方もそれでようやく一息ついて・・・の繰り返しでした。
あっというまに1時間半がたち、アンコールを終え、
アートは舞台を降りていきました。
でも!
拍手が鳴り止まない!
実際、会場は興奮状態ですごかった・・・。
会場のライトもついて、係員が「お出口へお進みください」と必死で誘導。(笑)
諦めた数人の人が動き出し、さすがの私も
「こりゃもう出て来ないだろうなぁ〜」と思いながらも興奮状態なので動けず。(笑)
ところが!
出てきたのです。アートリンゼイ!(根負けした?(笑))
すごいっ!
こういうアンコールははじめてみた。
帰っちゃった人には悪いですが、粘り勝ちです。(笑)
アンコールの曲がまた凄かった。
これがもう、毒気のあるなんとも言えない空気感。
(大満足)
・・・オトナのライブでした。(うーん、曲の説明が全く無いぞ!ま、いいか) |